2017年12月20日水曜日

証券会社のアプリ削除の勧め

私が株式投資を始めたのは約20年前ですが、当時は、バフェット氏、マルキール氏、シーゲル氏の影響を強く受けていて、長期投資こそが唯一の正解と思っていました。それは今でも間違っていないでしょう。

しかし、証券会社の提供するアプリは便利すぎて、つい無駄な売買をしてしまう人も多いと思います。それで、アプリを削除削除することをお勧めします。

短期売買もまた面白いのですが、それをするなら、株式投資ではなく、オプション取引がいいでしょう。

2017年12月10日日曜日

投資もいろいろ

今の会社(金融機関)に勤めて20年。最初の5、6年は、内外の論文や本をむさぶるように読んだ。

投資の方法に正解はない。各自の年齢や収入、資産、住宅ローンの有無、配偶者の収入などで無数の最適解がある。また、それらと関連するかもしれないが、性格的に、10%の(潜在)損失で、アタフタする人もいれば、30%下がっても平気な人もいる。

「思考の整理学」などで有名な外山滋比古氏が投資について書いていた。彼がこんなに株式投資に造詣が深いとは、初めて知りました。

また、老後について「年金を補うというだけでなく、年をとってやることがない生活に株での一喜一憂は大変良いレジャーだ。株は危ないから投資信託という人もいるが、運用会社の社員に月給を払った上でもうけを得るというのは相当難しい。年をとってからの株の一喜一憂は良いことだと思う」とも述べています。

私は、現在は、インデックスを原資産としたオプション取引をメインにしていますが、時々、個別銘柄にも投資をしていて、外山滋比古氏に100%同感です。

2017年9月11日月曜日

海外送金(楽天銀行での法人の場合)

海外送金する際、新生銀行やSMBC信託銀行は、初回こそいろいろ質問されましたが、2回目以降は、極めて簡単に海外送金できます(3000万円以下はネットで、それ以上は窓口で)。

しかし、楽天銀行は、2回目も初回と全く同じことを聞いてきます。「以下の海外送金取引について、中継銀行より送金内容確認依頼を受領しており、送金が保留となっております」とのこと。しかも、FAXか郵便で、それに関する書類を送れとのことです。1ヶ月前に送ったばかりなのにです。我が家にはFAXはないし、勤務先のFAXは登録先しか送信できないし、コンビニはセキュリティ上懸念があるので、とても大変です。

2017年8月7日月曜日

外為法

先日、IB証券から現金を日本の銀行に送金したら、着金後すぐに銀行経由で日銀から「支払い又は支払いの受領の関する報告書」を出せとのこと。3000万円以上の送金でこの問い合わせが来ます。何年か前に日本に送金した時も同様の問い合わせ(手紙)が来ました。米国証券会社で得た利益を日本に送金する場合は、「875」を書けばいいでしょう。

追記:今回と前回の送金先は2回とも新生銀行でした。その間に1回、某信託銀行に3000万円以上送金した時は、なんの連絡も来ませんでした。なぜだったのでしょうか?

2017年5月21日日曜日

新しい事に挑戦する

5月19日満期の240 SPY callはexpireしました。明日、新たなコールを売り建てます。今月も、取引をするのは、1回だけになります。

敬愛する広瀬隆雄さんが、Marker Hackの中で「人は自分の経験の範囲内で出来ることしか想像力が働きません。だから資産形成の話になると、大部分の人は「節約」とかの、安易で矮小化された努力目標で満足してしまいます」、「アイデアが浮かばないから切り詰めるくらいのことしか出来ないわけで、これは「頭を働かせていない」証拠です」と書いています。

個人投資家のブログを読んでいると、節約の話が実に多い。節約しても、資産形成にはほとんど結びつかないし、何のための資産形成か、わからなくなっています。

そのために広瀬さんは「自分がやったことのない新しい事に挑戦する」ことの重要性を述べています。全く同感です。これは、起業する場合だけにとどまらず、本業でも、資産運用でも当てはまるでしょう。資産運用について言えば、十年一日のごとく株式投資をするのではなく、例えば、オプション取引について勉強することが大事だと思います。

2017年4月30日日曜日

CCWに始まり、CCWに終わる

私が最初にオプション取引をしたのは、CCW(カバード・コール)です。CCWは非常に保守的な取引で暇なので、少しオプション取引を知ると、もっとアグレッシブなポジションを取りたくなります。私もいろいろなオプション取引を試しましたが、結局、サラリーマンには、毎日相場を見る必要がないCCWが一番いいと思うに至りました。

CCWの利益率自体はそれほど高くありませんが、IB証券では相当高いレバレッジが取れるので、保有現金に対する利益率は上がります。税制上も、株式売買の部分については20%の分離課税で済むので、オプション取引の税率が(総合課税で)50−55%になる方にはCCWがお勧めです。それを考慮すると、売り建てるコールは、5%OTMではなく、2%OTMの方がいいかもしれません。

海外移住ができる方はいいですが、私は国内にしがらみがあまりに多すぎるので、当分(死ぬまで?)日本に止まると思います。50代後半になり、配当だけで、今と同等の生活水準は維持できるので、あまりガツガツしないようにしたいです。

2017年3月4日土曜日

IB証券でCSP(現金確保プット売り)再開

現金(円)を海外送金する場合、新生銀行がオススメです。SMBC信託銀行は円では海外送金はできません。2回目の海外送金は簡単でした。原資も聞かれませんでした。思っていたほど、海外送金は厳しくなかったです。2回目以降は、3000万円相当額以下なら電話でもできます。また、月1回までなら無料です。

IB証券から新生銀行への送金(3000万円を超える)も一発でできることを確認しました。着金手数料はありません。限度額はありません(デジタル・セキュリティ・カードの場合)。月1回までは無料で送金できます。

というわけで、先月からCSP(現金確保プット売り)を再開しました。SPY 223 put optionです。あとは、exerciseされるか、expireするまで、暇です。

なお、米ドルを持つと、今後の円高ドル安が心配という方もいるかと思いますが、IB証券では円のままで保有しても、米国市場でオプションや株式(ETF)は米ドルで決済できます。円高ドル安が、借りているドルの金利以上に進むと考えている方は、ドル転しないで取引をすればいいでしょう(そのぶんの金利はかかります)。

2017年2月14日火曜日

パンローリング社の投資戦略フェア

3月11日パンローリング社が行う投資戦略フェアがあるそうですが、東証や大阪取引所を傘下に持つ日本取引所が、オプション投資家の裾野拡大をはかるべくオプションシミュレーター等を用いてレクチャーする予定で、その際の動機づけ等を目的として、オプション取引に関心のある方に「株式より有利な科学的トレード法」を配布するとのことです。

興味のある方は、パンローリング社の投資戦略フェアの日本取引所のブースへどうぞ(私は講師ではありません)。

2017年2月1日水曜日

やっと送金できました

7、8年前は、送金こんなに大変ではなかったのですが、やっとできました。新生銀行からです。次から次へと書類を書かされて、原資や送金目的を細かく聞かれて、1時間かかりました。言葉遣いは丁寧でしたが、なんか悪いことをするような感覚に陥りました(と言っても、結構楽しみましたが)。

今回送金する金額は、昨年閉鎖したIBLLC(米国IB証券)の資金より少なかったので、原資の説明はわかりやすかったのですが、そうでない場合は、事前に原資を説明できるように準備されることをお勧めします。

これから行う投資手法まで書類に記載しないといけないので、「主にオプションを売ってプレミアムを稼ぐ戦術」のような項目に丸をつけました。

来週ぐらいから、米国でオプション取引を再開します。

2017年1月30日月曜日

海外送金が難しくなっている

IB証券(IBLLC)に再び口座を開設したので、今日、新生銀行に行って、IB証券(IBLLC)に送金しようとしたら、「当行の口座に入っている現金の原資を証明するものがないと送金できません」と言われて、送金できませんでした。

5、6年前は、問題なく送金できました。後日、日銀に「支払又は支払の受領に関する報告書」を出したような記憶はありますが、形式的なものと認識していました。

明日、証券会社のステートメントを持って、もう一度、新生銀行に行きます。どうなることか。

2017年1月22日日曜日

米国証券会社でオプション取引を再開します!

昨年、突然死リスクに備えて、一旦、米国証券会社でのオプション取引から撤退して、日経225オプション取引を開始しました。しかし、私の能力の無さに加えて、システムの問題(呼値の荒さ、流動性、スプレッド・オーダーが必ずしも機能しない)と取引時間の関係で、利益を得るのは難しいと判断して、米国オプション取引に戻ることにしました。
米国オプション取引は、私の場合、総合課税なので税率は50%以上になりますが、CSP&CCWやアイアン・コンドルで、比較的簡単に利益を得ることができます。万が一の時、米国証券会社から日本の銀行へ一発送金できる(限度額なし)ことは、以前確認しましたが、もう一度確認します。