今年から日本でのオプション取引をはじめて、9月末時点で年率37%の利益と自慢しましたが、その後のトランプ相場で、現時点では-7%で、今年の収益はマイナスになることがほぼ確定です。
言い訳というか、反省点として、インタラクティブ・ブローカーズ証券(日本)のシステム、あるいは流動性の問題です。
インタラクティブ・ブローカーズ証券では、国内の証券会社としては唯一スプレッド・オーダーができるのですが、これがうまく機能しません。
例えば、17500/17750 bull put spreadを3円で利益確定のスプレッド・オーダーを100枚出している場合を見ましょう。
17500 putの買値が5円、売値が6円とします。それぞれ100枚以上の注文が出されています。17750 putは買値7円、売値8円で、これもそれぞれ100枚以上の枚数が注文に出されています。
この場合、17500 putを5円で売りに出せば、すぐに約定します。次に、17750 putを8円で買い注文を出せば、すぐに約定します。これで17500/17750 bull put spreadは3円で利益確定できます。
しかし、この場合でも(インタラクティブ・ブローカーズ証券で)17500/17750 bull put spreadを3円でスプレッド・オーダーを出しても、なかなか約定しません。
さらに深刻なのは、ロスカット・オーダーです。米国での経験により、ロスカット・オーダーを出しておけば、相場の急変時も心配ないと思っていました。しかし、今回のトランプ相場では、インタラクティブ・ブローカーズ証券のシステムの問題か流動性の問題かわかりませんが、ロスカット・オーダーが全く機能しませんでした。
結論ですが、日本の場合、利益確定もロスカットも、その基準に達したら、(インタラクティブ・ブローカーズ証券の)スプレッド・オーダーではなく、自分でそれぞれのポジションを解消したほうがいいです。
2016年12月24日土曜日
2016年12月17日土曜日
今年もあと2週間!
年末なので、ポジション調整をしています。今まで常に米国株式に90%以上の資産を投入していましたが、私の当たらない相場観では、来年初めには米国株式と為替の調整が予想されるので、この20年間で初めて、米国株式の売却を進め、米ドルを円に替えています。もちろん、全部ではありませんが。
来年はどんな年になるのでしょうか?
来年はどんな年になるのでしょうか?
2016年12月4日日曜日
「税務調査」に思う
確定申告は「性善説」にたっていて、申告書の内容は、必ずしも証拠がなくても認められていました。
しかし、税務調査ではそうはいきません。そろそろ、税務調査くるかなと持っていたら、案の定、9月2日に来ました。それから3ヶ月経った今も、まだ終わっていません。税務調査は「性悪説」にたっているので、全て「証拠」が必要になります。
今回の税務調査で思ったことは、売買記録は紙に残すべきということです。SBI証券では、2014年より前の取引はネットでは見られず、それを証明するには、1件1050円を支払う必要があります。今週、税務署が「それを全て提出しろ」と言ってきました。
電子交付をいちいちプリントアウトするとか、PCに保存しておく几帳面な人は別にして、私はそんなことはしません。それで、将来の税務調査に備えて、今後の売買記録を全て紙で発行してもらうことにしました。
税務署とのやりとりは、全て税理士にお任せしていますが、あまり楽しいことではありません。
しかし、税務調査ではそうはいきません。そろそろ、税務調査くるかなと持っていたら、案の定、9月2日に来ました。それから3ヶ月経った今も、まだ終わっていません。税務調査は「性悪説」にたっているので、全て「証拠」が必要になります。
今回の税務調査で思ったことは、売買記録は紙に残すべきということです。SBI証券では、2014年より前の取引はネットでは見られず、それを証明するには、1件1050円を支払う必要があります。今週、税務署が「それを全て提出しろ」と言ってきました。
電子交付をいちいちプリントアウトするとか、PCに保存しておく几帳面な人は別にして、私はそんなことはしません。それで、将来の税務調査に備えて、今後の売買記録を全て紙で発行してもらうことにしました。
税務署とのやりとりは、全て税理士にお任せしていますが、あまり楽しいことではありません。
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