数年前まで、よく投資関係の本を読んでいました。昔「夏休みの読書」と題するブログも書きましたが、最近は、投資関係の本はほとんど読んでいません。名著は読み尽くしたのかもしれません。
最近読んだ本では、すでに述べたように、タレブの「反脆弱性」は酷かった。また、山崎元氏が解説を書いているので注目された「マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉 富の追求、ビジネス、処世について」
も中身は期待はずれ。解説は良かったですが。
投資の本より、投資周辺の本の方が面白い。最近読んだ本では、下記がおすすめ。
1と2は、現在の日本の問題点を的確に指摘しています。3は、医師には既知の内容ですが、これから医師になろうとしている人や、一般の方には有益な本でしょう。「代表性」や「アンカリング」などの言葉が出てきて、行動ファイナンスの本かと思うぐらいです。医学と投資の類似性を改めて感じました。普段からこのような訓練をしている臨床医は、投資においても有利だと思います。
4と5は、当事者は大変だったと思いますが、面白いドラマです。