私は、拙書に買いたように、スプレッドの損失が当初得たクレジットの200-300%に達したら、ロスカットをするようにしてきましたが、「Time is money」を読んで、下記の二つの方法は有用と思いました。
(1)Closing Spreads
- 株価(指数)が、スプレッドを組んだ時の株価(指数)とスプレッドのショート・オプションの権利行使価格の中間値に達したら、3分の1のスプレッドを解消する(#1ロスカット)。
- 株価(指数)が、スプレッドを組んだ時の株価(指数)とスプレッドのショート・オプションの権利行使価格の4分の3に達したら、残りのスプレッドを解消する(#2ロスカット)。
(2)The Long Hedge
- スプレッドのショート・オプションのデルタが18を超えたら、同じ権利行使価格で満期日が翌月のオプションを買う。
- ショート・オプションのデルタが16以下に下がったら、hedge optionを売る。
- ショート・オプションのデルタが30以上に上がったら、hedge optionを売り、スプレッドを解消する。